おこげ倶楽部自宅サーバについて
唐突ですが「押し入れで眠っている RPi を活用しようプロジェクト」の一環として、ocoge.club のウェブサーバマシンは Raspberry Pi 3B+ へ変更となりました。
ocoge.club は Raspberry Pi 自宅サーバ(上写真)にてホスティングされています。現在 Webサーバ、メールサーバが稼働しています。また、別マシン Orange Pi 3 LTS にクラウドサーバを入れてリバースプロキシを通した2台体制で運用しています。数千円で購入できる手のひらサイズのシングルボードコンピュータと3千円程度のSSDを使ってなかなか充実したネットサービスごっこwができます。
タマちー
ミミィ
らずぱい売ってない... 困る...
RSコンポーネンツの通販サイトに「11月入荷」とか書いてあるのよ!
鬼も笑えないわ!!
ハードウェア構成
- Orange Pi 3 LTS
- Crucial SSD 120GB 2.5インチ (CT120BX500SSD1JP)
- Salcar USB-C 2.5インチ SATA HDD/SSDケース
ケースは RPi 用を流用。ネジ穴が合わなかったので百均の耐震マットを小さく切って貼り付け。
ソフトウェア構成
種類 | 名称 |
---|---|
OS | Orange Pi3 LTS Debian Buster Server |
Webサーバ | Nginx |
サーバサイドインタプリタ | PHP |
データベース | SQLite3 |
メールサーバ (MTA) | Postfix |
Webメールクライアント | Rainloop |
POP/IMAP サーバ | Dovecot |
Git サーバ | Gitea |
このほか、スパムメール対策に SpamAssasin であるとか証明書取得に Let’s Encrypt (certbot) であるとか
その他利用しているもの
独自ドメイン (ocoge.club)
MyDNS (無料ダイナミックDNS)
インターネット接続回線(有線LANで接続)
静的サイトジェネレータ 11ty 及びブログテーマ Vredeburg
参考サイト
Sam Hobbs | Raspberry Pi Email Server
英語でメールサーバのみの解説ではあるが、ステップごとにインストールや設定がうまくいっているかどうか確認を行うことができるようになっているため、長い作業の中でどこでミスをしたのか、または不具合が出ているのかがわかりやすい。また、設定をデフォルトから変更する箇所にそれぞれ設定の意味の説明があり、自分が何をしているのかがわかるため、ソフトウェアのアップデートで設定項目やその値に変更があり見本と齟齬が生じていても対処が容易である。わけもわからず言われた通り延々ソフトウェアのインストールと設定ファイルの書き換えを繰り返し、辟易しながら終わらせたものの結局動作せず問題のある個所も見当がつかないまま挫折、などという悲劇を起こしにくい、ナイスなサイト。
セキュリティアップデートが面倒だったのヨ!
仕事でもないのにあんなのやってられないワ!!